王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】


「ふっ、うん…こちらこそ、ありがとう」




詩音先輩の温かさが、優しさが…気持ちを伝える怖さも忘れちゃうくらい、私を勇気づけてくれる。



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「芙羽梨の時間が許す限りは、ここでゆっくりしよう。お腹いっぱいだし、しばらくはいいよね?」




「は、はい」




詩音先輩から素敵なケーキを頂いて食べ終わったあと。




先輩が取ってくれたという部屋に到着し、入ったのはいいものの…。