少しキョロキョロしたら、先輩の言った通りカジュアルな格好の人も結構いるみたい。 よかった…これなら心置き無く食べれる。 「こちらへどうぞ」 案内された席につき、メニューを手に取る。 そこで、不思議なことに気がつき首を捻った。 「…あの、詩音先輩。メニューに値段が書いてないんですが…」 そう。なぜかメニューにひとつも値段が書いていなくて、ただただ美味しそうな写真や細かい説明が乗っているだけ。 どういうことだろう……?