これから始まる予定のナイトパレードはこのテーマパークの一大イベントで、ここに来たら必ず見て帰る人の方が多いイメージ。 私達ももちろんそのつもりで、現在時刻は7時を回っている。 「そろそろ始まるね。大丈夫?芙羽梨、ちゃんと見える?」 「詩音先輩がいい場所を取ってくれたので、バッチリです…!」 「それなら良かった」 安心したようにほっと息をついて、繋いだ手をぎゅっと握った。 先輩が言った通り、何か食べたりする時以外はずっと繋いだままでいた。