王子様の溺愛は、とことん甘い【番外編追加済み】


…それよりも、白馬に乗っている詩音先輩を見たいって思っちゃう。




完全に私の個人的なものだけど、どうしても見たい。




「ひ、1人で乗りますっ…!」




「そう…?じゃ、僕は芙羽梨の隣に乗ろうかな」




少しして、メリーゴーランドの装置が動き始めた。




上に動いたり下に動いたり、ふわふわとした感覚に包まれて不思議な気分を味わえる、非日常的な世界を楽しめるのがメリーゴーランドの醍醐味だと思う。




でも、今はそれより隣にいる詩音先輩から目が離せない。