詩音先輩には感謝してもしきれないくらいの幸せをもらっていて、それに対しての「ありがとう」は言っても言い足りない。 どうすれば返せるのかな…と、答えは相変わらずわからないままだ。 「…ここにいてもあれだから、とりあえず入場しようか。芙羽梨がやりたいの全部やろう」 多くの人が集まっているゲートを指さした先輩に頷いて、そのままパーク内へと足を踏み入れた。 「…すごい、中はもっとキラキラしてますね…」 開演時間と同時に入ったけど、それでも人はたくさんいる。