…あと、彩凛ちゃんに教わって髪の毛もゆるく巻いてみたり、ナチュラルメイク?ってやつをしてみた。




変じゃないとは思う…でも、ちょっと気合入れすぎかな?とか、似合ってないかも…とか、そんなことばかり考えちゃう。




そんなことを思っていると、「芙羽梨」と大好きな人の声が聞こえて振り返る。




そこには普段着姿の少し焦った詩音先輩がいた。




……どうしよう、すごいかっこよくて言葉が出てこない…っ。




学校で見る先輩はもちろんカッコイイけど、今はそれ以上に輝いて見えて。