「うわ…相川くん、めっちゃ紹介されてる。女子もうるさいし…ほんとにすごい人気」
「うん…すごいね…」
『そしてもう一人はこの方!我らが生徒会長香月詩音!先程は可愛い後輩と借り物競争で見せつけてくれました!彼もまた駿足の持ち主です!相川くんとのアンカー対決では白熱すること間違いなし!』
「そっか…あの二人アンカー同士なんだね?」
「……!!そ、うなんだ…」
今初めて知った事実に尚更困惑する。
なんでいきなり…しかも今日、あのタイミングだったのか不思議だったけど、何か意味があったのかもしれない。
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