「じゃ、行けそうだね。私トイレ行ってくるから準備しておいて〜」




「わかった…!」




さっそく詩音先輩に連絡しておこう。



『今日は友達と帰ります。すみません』と…。




詩音先輩に連絡し終わると、今日初めて会話するかずくんが私のほうへ向かってくる。




「お前らどっか行くの?ほんとに仲良いよな」




「かずくんっ…!うん、そうなの。久しぶりなんだ…っ!」