渇愛の姫



「あぁ、考えた。」


双子の男の子と、女の子の名前。

そして誕生日は私たちと同じ10月8日。



「家族全員同じ誕生日なんて、奇跡だね。」



予定日を遅れて、まるで待っててくれたみたいな誕生。


「…じゃあさ、同時に言おうよ。」


そう言うと結雅は頷いた。



結雅の考えた名前がすごく気になる。


でも結雅が考える名前ならきっと、生まれた子にもピッタリな名前だと思う。








「いくよ?せーのっ…」