「よーし、落ち着いたね?!」 みんなに少し笑われながら、やっと涙が止まった。 「じゃあ結愛ちゃんもこれ持って!」 そう言って玲緒から渡されたクラッカー。 …またやるのかな? 「結愛、次は結雅の方に」 次は何にクラッカーをするのかわからなくて、見よう見まねでやっていたら新が後ろから結雅の方へと向けてくれた。 「え…?」