渇愛の姫



「確か、君が抱き潰されて意識が朦朧としてる時に僕が君を見つけたんだよね。」


私はこの男の家である佐伯組に売られた。


組員は毎日私を奴隷のように扱い、でも殺しはせずに使っていた。



そんな時この次期当主である佐伯 千紘に私は見つかり、そこから1年地獄がまた続いた。




はっきりいって今までのただの欲望を満たして帰る奴らの方がマシだとおもえるくらい、この男との1年は絶望だった。