結雅に近寄り謝る2人に結雅は戸惑いを隠せないでいる。 「謝らないでください。…俺が梓の異変に気づけなかったのも本当の事です。」 愛する人のそばにいて、その人が死にたいとまで思い詰めたいた事を気づけなかった時。 人はどんなに後悔して、どんなに自分を恨むんだろう。 結雅の苦しみも、ご両親の苦しみも理解出来ない私は少し離れたここからただ見守っていた。