「真一には言ったの?」
う、あなたもお兄様同様ピンポイントで来ますね
「…まだ」
「言えない?もしかして」
!
…
長谷川くんは園川くんとのことを知ってるから…
「俺から言ってやろうか?」
…
長谷川くんから…
どうしよう
その方が私的にはすごく楽
だけど…
「ううん…大丈夫。なんとか、自分から言ってみる」
こればっかりは…自分からいうべきかなって
「そうか…また変なことされそうになったら言えよ」
や、やめてくれ
「…それからさ…」
ん?
「今じゃなくていいんだけど…転校する前にちゃんと聞きたいんだ」
聞く…とは
「返事」
へんじ?
長谷川くんは密着していた体を離して私の両肩を掴んだ
そして真っ直ぐ目を見られる
「西村華乃、好きだよ。俺と付き合って」
!
改めて言葉にされたお願い
つ、付き合うって言うのは
彼氏彼女になるってこと?
「付き合ってくれたら転校しても俺はお前に会いに行くし、呼んでくれればいつでも飛んでく。
本当はもうちょっとちゃんと落としてから正式に告ろうと思ってたけど…緊急事態だから」
…
「返事は出発する前に聞かせて」
長谷川くんは私の頭の上に大きな手を置いていなくなった
長谷川先生と同じ動き
…
付き合う…
長谷川くんと?


