爽やか王子の裏側は




「おーいたいた。西村華乃ー」


背後から呼ばれた自分の名前に振り向く


「長谷川先生?」


本日も白衣

というか、いたいたって探してたのかな


「どうしたんですか」


「今日から体育祭の準備で旧校舎使うから、しばらく音楽室貸せないんだわ」


なっなぬ!?


「え」


園川くんも顔を歪ませる


「ごめんなーまた体育祭後、好きなだけ使っていいよ」


ひらりと手を振っていなくなってしまった長谷川teacher



「俺の癒され場所が…」


「私の1日の楽しみが…」


なんてこった


まあ仕方ない


またしばらくは音のならない家のキーボードで我慢しよう


体育祭まであとちょっとだし…


「西村ぁ〜」


うわ


「なんでそんな変な顔してるの」


「俺のストレスはどうすればいいの」


知るかっ!


「筋トレでもして発散しましょう」


「もおおおお」