「昼休み終わっちゃうよ?」
「まだ始まったばっかだよ」
あ、そうなんだ
それより暑いな…ブレザー脱ごう
「え、ちょ、何してんの?」
え?
「暑いからブレザー脱ごうかと」
「あ、そ、そう…」
ん?
またもや顔を横に向ける長谷川くん
変なの
ガラッ
!
お、先生かな
「西村ー?」
!?
「え、真一?」
なんと意外すぎる人物の登場
「園川くん」
「え、あー大翔もいたの?」
「おん」
「西村大丈夫かお前」
「うん、風邪だって。もうだいぶ楽になったけど」
そ、そ、園川くんがきてくれた
平常心平常心
「体調くらい管理しろよ」
う、すみません
相変わらず辛口だな
「心配した」
ん"っ
長谷川くんみたいな声が出そうになった
心配…してくれたんだ
顔が赤くなっていくのが分かる
それを隠すように布団で顔の下の方を覆う
「…面白くないな」
ん?
隣にいた長谷川くんがボソリと何か言った気がした
「まあ休んでなよ。俺たちはこれで」
長谷川くんがポンと私の頭の上に手を置いた
…い、イケメンだ
これがイケメンってやつか
「あ、ああ。じゃあな西村」
「うん、ありがとう」
園川くんも長谷川くんに連れられて退場してしまった
…
変な感じ
めっちゃあったかいな
布団の中で両手を胸に当ててみた


