ありのままの君と、ありのままの私と。


「ご、ごめんね、痛かったよね、」

「違う…それで泣いてんじゃない…こんなの痛くないもん!!」

えぇ違うの!?

「あ、そうなの?じゃあどうしたの?」

「おうちに帰れない…」

まさかの迷子!
「そっか、それじゃあお姉ちゃんがついてるから、一緒に帰ろっか?お家の大体の場所分かる…?」

「一緒に帰ってくれるの…?ありがとう!」

まっ、眩し!!!

その笑顔は、まさに本物の天使だった。