ありのままの君と、ありのままの私と。


ティーセットも可愛くて、高級そうなものだった。
お手伝いさんが出してくれたお茶は、もうそれはこの世のものとは思えないくらい美味しかった!

「んで、お前は誰だよ。その制服だと同じ学園か?」

「え… 河上千早です、ってか同じクラスですけど???」

「へーそう」

キョーミなさそー。聞いてきたのはそっちでしょ!

「で?親は?どこの社長だ?あぁ、医者系か?」

……

「普通のサラリーマンですぅー!庶民ですけどそれが何かー!」