「おいお前、みこと連れて何してんだよ?」 「違うよおにーちゃん、このおねーちゃんが迷子だったぼくを助けてくれたんだよ!」 もう言葉が出ない。黒鐘くんだぁあああ! 私がいつかテストで勝ちたい男ー!! 「そーだったのか。悪かったな、悪いことしてるって決めつけて。」 「い、いえ…そ、それじゃあ私はここでー… バイバイ!みことくん!良かったね、お兄ちゃんが来てくれて!また会えたら良いね〜じゃあ!!!」 キュッ え、裾を掴まれた…?