「うん、あたしも…。でも、実際には無理だよね」
6歳のときのことを思い出すと、なんてかわいい約束をしたのだろうと、思わず笑みが溢れる。
すると、目の前にいた樹が急に立ち上がった。
微かに揺れる、狭いゴンドラ内。
腰を折るように前屈みになった樹が、左手をあたしの顔の横につけ、右手で顎を持ち上げた。
「だから、乃愛。もう一度、約束しろ」
樹との距離が一気に縮まって、樹の吐息が顔にかかる。
6歳のときのことを思い出すと、なんてかわいい約束をしたのだろうと、思わず笑みが溢れる。
すると、目の前にいた樹が急に立ち上がった。
微かに揺れる、狭いゴンドラ内。
腰を折るように前屈みになった樹が、左手をあたしの顔の横につけ、右手で顎を持ち上げた。
「だから、乃愛。もう一度、約束しろ」
樹との距離が一気に縮まって、樹の吐息が顔にかかる。



