7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

手のひらを上に見せ、指をクイクイと曲げ、まるでなにかをよこせと言っているかのような動き。


「樹、それが誕生日プレゼントなんだけど…」

「それはわかってる。だから、いつものもよこせ」

「…いつもの?」


あたしが首を傾げると、樹は不機嫌そうな顔を見せた。


「今さらなに言ってるんだよ。毎年くれるだろ?乃愛の手作りお菓子」


…手作りお菓子。


その言葉に、一瞬思考回路が停止して固まる。