7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

「…笑ってないよ!」

「笑ってるだろっ。口元がにやけてるぞ」


ホッとしたのが顔に出てきてしまった。

それを樹にすぐさま見透かされる。


乱暴に頭をくしゃくしゃと撫で回され、思わず笑みが溢れた。

さっきまで怒っていた樹も、いつもの表情に戻っていた。


ゴンドラ内は、家にいるときのようにほっこりとした空気に包まれている。


あたしは、そっとバッグの中に手を伸ばした。