無言の樹に腕を握られたまま、観覧車のゴンドラに乗せられた。
向かい合わせになるように座る。
堅い表情を変えない樹と目が合わせられなくて、黙って下を向く。
「…で、なんで勝手にどっか行ったんだよ?」
沈黙を破ったのは樹だった。
いつもより低い声のトーン。
顔を見なくたって、怒っているのがわかる。
「それは……、そのぉ…」
「マミちゃんと樹が付き合う場面を見て、動揺してしまった」
向かい合わせになるように座る。
堅い表情を変えない樹と目が合わせられなくて、黙って下を向く。
「…で、なんで勝手にどっか行ったんだよ?」
沈黙を破ったのは樹だった。
いつもより低い声のトーン。
顔を見なくたって、怒っているのがわかる。
「それは……、そのぉ…」
「マミちゃんと樹が付き合う場面を見て、動揺してしまった」



