7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

樹は、あの場にあたしがいることを知っていた。


…そっか。

そうなんだ……。


同時に、堪えていた涙がまた溢れ出す。


「あたしがいるってわかってたのに、あんな返事をするんだっ…」


“俺は……。マミのことが好きだよ”


わざわざ、あたしのいる前で言わなくてもいいのに…。


あたしがどんな気持ちであの場から走り去ったかなんて、鈍感な樹にわかるはずがない。