7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

「…樹先輩!」


遠くから見つめるあたしの視線の先で、樹のもとへ走ってやってきたのは、逸れてしまったマミちゃんだった。


マミちゃんが樹を呼ぶ声は微かに聞こえたけど、2人の会話はここからじゃ聞こえない。


だけど、マミちゃんが樹の手を引いて、あっちに行こうと言っているように見える。


マミちゃんは、こうして遠くからあたしが見ていることに気づいていない。