7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

あたしはスクールバッグを肩にかけると、楽しそうな会話が聞こえる玄関へ向かった。


「あら、乃愛ちゃん。おはよう」

「おはよう。おばさん、おじさん!」


青島のおばさん、おじさんに声をかけられ、あたしは笑顔で応える。


青島家とは家族ぐるみで仲がいい。

小さい頃から、よくしてもらっている。


そんなおじさんとおばさんの後ろに立つ、黒髪短髪の長身男子は…。