7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

「…あっっま」


目を向けると、ピンク色のマカロンを口に頬張る樹だった。

甘いものが苦手な樹が、口を歪ませてマカロンを噛みしめている。


樹自ら甘そうなマカロンを食べるとは思わなくて、口がポカンと開いた。

ちーちゃんもあたしと同じ顔をしていた。


「あれ?樹、あんた甘いもの食べるようになったの?」

「なってねーよ」


口いっぱいに広がったマカロンの甘さをかき消すかのように、ブラックコーヒーを流し込む樹。