7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

「なんでよ〜…。意地悪!鬼!」

「おーおー、なんとでも言え。お前、仮眠っつって、朝まで寝たこと今までに何回あった?」


それを言われて、ギクッとする。


中学の定期テストのとき、仮眠をしてしまって朝まで爆睡したことが何度もあった…。

それを知っている樹は、絶対にあたしを寝させようとしない。


「…でも、もうまぶたが閉じようとしてる……」

「じゃあ、こじ開けろ。目、ひん剥いてでもこじ開けろっ」