7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

「ど…どう?」


恐る恐る樹の顔を覗き込むと、なにやら険しい表情をしている。

それを見て、また一層自信がなくなった。


…そのとき。


「乃愛が作ったにしては…、うまいよ」


樹の口角がニッと上がる。


“乃愛が作ったにしては”…は余計だけど、樹があたしを褒めてくれた。


その言葉と樹の優しい表情が、想像していた以上に嬉しくて…。

それまでの緊張の糸が緩んだ瞬間、じんわりと目の奥が熱くなった。