7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

あたしは、台所にチラリと目をやる。


さっきの失敗作のお粥を入れていた器が、洗い終わったまま出しっぱなしの状態だった。


そのあたしの視線に気づき、自然乾燥で水滴のなくなったその器を樹が手に取った。


「自分で作るわ」


小鍋を用意し、水を入れて火にかける。


熱は下がったみたいだけど、体は万全じゃないはず。

それなのに、あたしが料理できないからって、自分で作ろうとする樹。