その甲斐あって、まったく見つかることはなかった。
…だけど、あまりにもあたしが見つからないから、先に帰ってしまったと思ったみんなは、あたしを置いて帰宅してしまった。
そんなことも知らずに、あたしは木の上に隠れ続けていた。
冬だったから、夕方には太陽が沈みかけて薄暗くなり始めていた。
なにかおかしいとようやく気づいたあたしの元へやってきたのが、樹だった。
鬼でもなかったのに。
…だけど、あまりにもあたしが見つからないから、先に帰ってしまったと思ったみんなは、あたしを置いて帰宅してしまった。
そんなことも知らずに、あたしは木の上に隠れ続けていた。
冬だったから、夕方には太陽が沈みかけて薄暗くなり始めていた。
なにかおかしいとようやく気づいたあたしの元へやってきたのが、樹だった。
鬼でもなかったのに。



