そのせいで、風邪を引くこともなかった。
赤い頬、虚な目、荒い息遣い。
…こんなに弱っている樹を見るのは初めてで。
そうさせてしまっているのは自分だと思うと、とても胸が苦しかった。
「乃愛のせいじゃねぇから…」
そう言ってくれる声が…弱々しい。
いつものムカつく言葉すら吐く元気もないんだ…。
しかも、朝から体調が悪かったにも関わらず、あたしにお弁当を作ってくれた。
赤い頬、虚な目、荒い息遣い。
…こんなに弱っている樹を見るのは初めてで。
そうさせてしまっているのは自分だと思うと、とても胸が苦しかった。
「乃愛のせいじゃねぇから…」
そう言ってくれる声が…弱々しい。
いつものムカつく言葉すら吐く元気もないんだ…。
しかも、朝から体調が悪かったにも関わらず、あたしにお弁当を作ってくれた。



