7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

「まぁ、その樹からの伝言なんだけどな」

「…樹からっ!?」


“樹”という名前が出ただけでタツヤに駆け寄るあたしは、まるでしっぽを振ってご主人様のもとへ行く犬のようだ。


「樹が、なんてっ?」

「んとなー。“熱が下がらないから、今から帰る。俺の荷物を保健室まで持ってきて”だってさ」


樹の言葉を棒読みするタツヤ。

そんな棒読みは気にもならなくて、樹が熱を出したということで頭がいっぱいだった。