7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

いるわけない。


…そう思っていたのに。


行き交う人の間から見えた、…1人の人物。


頭どころじゃない。

全身ずぶ濡れで、あの雨に打たれたのだとすぐにわかる。


傘も持たないで…。

まさしく、あたしが言う…“バカ”だ。


だけど、そのバカは…あたしがよく知る人物。


…そう。

それは、…樹だった!



「…樹!どうしたの、こんなところで…!?しかも…その格好!」