7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

樹も、言葉に迷っているのかもしれない。


重くて嫌な沈黙が流れる。


できることなら、泡になって消えたい。


そう思っていたとき…。



「…なれよ」


背中から低い声がした。


沈黙を裂いたその声に驚いて、少し体がピクッと反応する。


「なっ…なるって、なにに…?」


…ダメだ。

まだ樹の方を振り返れない。


ドアに向かって俯くあたしの肩に、樹がそっと手を置いた。