7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

だけど、あたしの隣に座っていたカナエは聞き逃さなかった。


「な〜に言ってるのっ。乃愛しか知らない樹くん…、いるじゃん!」

「…えっ?」


そう聞き返すと、カナエはそっとあたしに耳打ちをした。


「…マイペースなヒツジみたいな樹くんが、実は…オオカミに豹変するなんて、乃愛しか知らないことだよっ」


それを言われて、すぐに顔が熱くなったのがわかった。