7日間の同居で、モテモテ幼なじみと両想いになるまで。

あたしはすべてを知っているから、新しい樹を知ることはないけど、…他の女の子は違う。


次から次へと樹のいい部分を知っていったら、やっぱり好きになっちゃうのかな…。


「あたししか知らない樹を、他のコに見られるのは…なんかイヤだな」


ふと、そんな言葉が小さな独り言となって、口を突いて出てきた。


机を挟んだ向かいに座っていた、同じ班の3人には聞こえないほどの小さな声。