昔、私はある人に出会っていた。




その人は私の悲しく苦しい感情に、そっと手を差し伸べてくれた。




それがとても、もどかしくてでも優しかった。




ささやかな感情でも想いは消えてしまうものだった。




あれは感情というものだった。





だから見つけたかった、その人を・・・・・・・・。





しかし、彼女は変わってしまっていたのだった。




それでも、信じていたかったんだ。




だから・・・・・・・・。