(うん、綺麗になった)



今日の分担は恣枦華くんとの2人での分担仕事となっている。


作業中に、恣枦華くんが私に近づいてきて話し掛ける。



「なあ、碧斗、様子変だよな。まだ・・・・」



(!)



「碧斗くんも気付いてたんだ」


「まあ、気付くだろう。あいつの性格から考えて」


「そっか。・・・・そうだよね」



誰から見ても碧斗くんの様子は一目瞭然になっているんだね。



(碧斗くん、大丈夫かな)



近場にある窓を見て彼に対して心配を向けた。






「そういや、今日の碧斗の分担って・・・・」



ふと恣枦華くんが何気なく碧斗くんの分担を気にする。



(確か・・・・)


「外の方じゃなかったかな?」



どの分担かまでは分からないけど、確か外だったと思う。



「そっか、外か・・・・」


「・・・・・・・・」



意味深な頷きをすると、恣枦華くん私に顔を向ける。


「気になるなら、行けば?」


「え?」


恣枦華くんは少し優しめに穏和に言ってくれる。


「もう、終わったんだろ?」


「うん。でも・・・・」



確かに自分の範囲は終えたけど、恣枦華くん・・・・。



「別に構わないよ、行っても」



もしかして恣枦華くん、私が碧斗くんのこと気にしているの気付いて気を使ってくれている?



「あ、ありがとう」



私は恣枦華くんにお礼を行って、すぐさま外へと向かったのだった。






(大丈夫かな、碧斗くん・・・・)




なんでか分からないけど、すごく気になって仕方ない。


なぜこんなにももやっとした感情になっているのか分からないけど、どうしても気になる。