総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

「あ、あの……私は、サラって、呼ばれてた過去があって……」



ちゃんと話さなきゃ。

何度でも、謝らなきゃっ……。



「2年前まで、このあたりに住んでいて……舜先輩や滝先輩とも、実は会ったことがあった、みたいで……」

「ああ」



たどたどしく口にする私の話を、相槌を打ちながら聞いてくれるふたり。

一度流れ出した涙は止まらなくて、嵩を増すばかり。



「でも、訳あって、隠していて……ふたりの話も聞いたのに、ずっと黙っててごめんなさい……」



ぎゅっと目を瞑りながら、私は頭を下げた。



「もう謝らないでくれ」



頭上から聞こえてきた優しい声色に、ゆっくりと目を開く。

視界に映ったのは、舜先輩がと滝先輩の、慈しむような表情。



「昨日、由姫がサラだって気づいた」



あっ……。