総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

お父さん、ごめんなさい……。

私……こんな素敵な仲間に、これ以上嘘はつけないっ……。



「舜先輩、滝先輩……ごめん、なさい……」



私はふたりを見ながらそう言って、メガネを外した。



「ちょ、由姫……!」



視界に映らない場所で、南くんが止めるように声をあげた気がしたけれど、構わずウイッグを掴む。

偽りの髪を取り払い、カラーコンタクト以外、私は素顔の状態になった。

舜先輩と滝先輩が、大きく目を見開いて私のほうを見ている。

私も、ふたりを見つめながら……溢れ出そうになった涙を堪えて、もう一度謝罪の言葉を口にした。



「私……ふたりのこと、騙しててごめんなさいっ……」



泣いちゃダメだ……。軽蔑されるかもしれないとか、不安で恐ろしいけれど……私が泣いちゃ卑怯だから。