総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

「お前たち、やめとけ……」

「いいや、やめないね!」

「迷惑なんだよ!偉そうに2年の教室まで来やがって……」



ふたりとも海くんに宥められながらも、無視して言葉を続けていた。



「……あ?」



蓮さんが、たった一言声を発した。

本当に、一言。

それなのに……その一瞬で、教室内が凍りつくように緊迫した。



「「……っ」」



華生くんと弥生くんも、蓮さんに睨み目を向けられ、息を飲み顔を真っ青にしている。



「れ、蓮さん、ふたりは友達なんです……!」



慌てて止めに入ると、蓮さんは少し納得いかない様子でふたりを見下ろしている。



「友達、なぁ……」



まるで見定めるような視線を向けられたふたりは、悔しそうに歯を食いしばっていた。