編成表を見て、そう呟いた俺に春季が不思議そうな顔をする。
「ああ、あの双子か、強いのか?」
「うん、強いよ」
間違いなく、fatalの次期総長と副総長はあのふたり。そう確信しているほど、ふたりには期待しているし、実力は認めている。
俺にとって、素直でかわいい後輩だ。
「ふたりがかりで来られたら、夏目や秋人はやられちゃうだろうね」
「……んなわけねーだろ」
俺の言葉は聞こえていたのか、奥のソファで寝転んでいる秋人がぼそりとそう言った。
秋人にしては、口調が荒れてるな。今日はいつにも増して不機嫌だ。
秋人だって、一応副総長って立派な立場なんだから、もう少し自覚を持って欲しいけど……。
「ああ、あの双子か、強いのか?」
「うん、強いよ」
間違いなく、fatalの次期総長と副総長はあのふたり。そう確信しているほど、ふたりには期待しているし、実力は認めている。
俺にとって、素直でかわいい後輩だ。
「ふたりがかりで来られたら、夏目や秋人はやられちゃうだろうね」
「……んなわけねーだろ」
俺の言葉は聞こえていたのか、奥のソファで寝転んでいる秋人がぼそりとそう言った。
秋人にしては、口調が荒れてるな。今日はいつにも増して不機嫌だ。
秋人だって、一応副総長って立派な立場なんだから、もう少し自覚を持って欲しいけど……。

