総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

これ以上、黙っているのが、辛いっ……。

まるで妹のように、かわいがってもらっていると自負していた。

だからこそ……騙しているようなこの状況が、もう……。

きゅっと下唇を噛んだ時、蓮さんが突然立ち上がった。

どこに行くのかと思えば、私の隣に座った蓮さん。

そっと肩を抱かれ、驚いて蓮さんを見つめた。



「由姫が、もう隠すのは嫌だっていうなら反対はしない」




蓮さんはじっと私を見つめながら、穏やかな口調で言ってくれた。




「あんまりひとりで抱え込むなよ。お前には俺がいる」



……蓮、さん……。

一瞬、「好き」という言葉が思わず口から溢れそうになった。

それを、慌てて飲み込む。代わりに、心の中で強く思った。

この人のことが……大好きだっ……。