総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜



『俺は、まっすぐなサラが好きだよ』



あの優しい笑顔は……もう、消えちゃったの……?

胸がぎゅっと、強く痛んだ時だった。


——ゴツっ!!

鈍器で殴ったような嫌な音が響いたと同時に、秋ちゃんの手が緩んだ。

私はすぐに秋ちゃんから離れ、拘束から解放される。

秋ちゃんは、痛そうに頭を押さえていた。


……誰?

視線を上げると、そこにいたのは……。



「きたねー手で触ってんじゃねーよ」

「拓ちゃん……!」



Tシャツにジャージという、完全に部屋着の拓ちゃんの姿。

どうして、ここにっ……!

よく見ると、後ろに海くんの姿もあった。



「遅くなってすみません!」



笑顔で、舜先輩たちに挨拶をしている海くん。

ふたりとも、加勢に来てくれたのかな……?