総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜





「みんな……!!」



開口一番叫んだ声が、館内に響く。

……あれ?

私が想像していたものとは違う光景が広がっていて、少し肩透かしを食らったような気分になる。

なんだ……全然、人質に取られているような感じではないっ……。

確かに、多勢に無勢ではあるけど……私の視界には、nobleの3人がfatalの人たちを倒している光景が広がっていた。

体育館内にいる人が、驚いた表情で私を見ている。

もちろん、舜先輩、滝先輩、南くんの姿も。



「どうして来たんだ、由姫……!?」



舜先輩が、私を見て焦った様子でそう言って来た。

えっと……。



「舜さんのスマホから、電話が……」