総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

「そっか……じゃあ話は早い」



千里くんが、ふぅ……と息を吐き、目の色を変えた。

口角の端をあげながら、完全にいってる目で僕たちを捉える。



「お前らぶっ殺して、メガネのお姫様を調べさせてもらうからさ」



あれ、やっぱり由姫の正体には気づいてないのか……。

ふっ、バカだなぁ……。



「ぶっ殺されないから大丈夫だ」



舜くんも心の中で嘲笑っているのか、笑みが抑えられていない。

僕はこみ上げそうになった笑いをこらえて、制服の袖をまくる。

窮屈なネクタイも外して、戦闘モード準備万端!

さあ……始めよっか。



「……やれ」



秋人くんの低い声が、体育館内に響いた。


一斉に、僕たちめがけて襲いかかってくるfatalの奴ら。