『第三体育館へ向かうぞ』
……りょーかい。
その後、本来寮側の警備に回ってもらおうと思っていた海くんが現れて、一緒に行くことになり、今に至る。
まあ、海くんは助っ人を呼ぶとか言ってどこか行っちゃったけど……。
僕と舜くんと滝くんで、第3体育館へと急ぐ。
遠くから、久しぶりに見るボロ体育館が見えた。
「入り口はガラ空きみたいだな」
開きっぱなしの入り口を見て、笑いがこぼれる。
もう、僕たちのこと舐めすぎ。
「いつでもウェルカムって感じ?は~、ムカつく~」
半殺しにしちゃおっかなぁ~。
……とりあえず、手加減はできそうにないね。
「まあどうでもいい。早く片付けよう」
「そうだねっ!」
舜くんの言葉に頷いて、一目散に入り口へ向かう。

