総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

これは流石に……ごまかさないほうがいいよね……。

蓮さんは心配して聞いてくれているんだし、これ以上嘘は付けないっ……。



「えっと……fatalの、人にも……」

「……fatal?」



蓮さんの、声のトーンがあからさまに下がった。

たらりと、私の頬に冷や汗が伝う。



「誰だ?」

「……」



う……ご、ごめんねなっちゃんっ……。



「な、難波夏目くんです……」



私の答えに、蓮さんは顔を顰めた。



「あのクソチビか……」

さすがに、なっちゃんのことは覚えたらしい。

悩むように顎に手を添え少しの間黙り込んだ後、蓮さんがは口を開いた。



「……頭殴って記憶飛ばさせるか」



物騒すぎる方法に、慌てて首を横に振る。



*次回の更新は明日5月25日(月)13:00〜*