総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

スピーカーにしてるのか、天王寺の声の後に、聞き覚えのある声が聞こえた。



「あのボロ倉庫のとこだよ……なんかあったのか……?」

《秋人が……nobleに宣戦布告したんだよ……!!》

「……は?」



……あ?

ぴたりと、足を止めた。

今、nobleっつったか……?



《第3体育館……今から乱闘が始まるかもしれない……!》



……なるほどな。

どうやら、電話の相手と天王寺は聞かされていなかったらしい。

振り返ると、悔しそうに下唇を噛んでいる天王寺の姿が目に映った。



「秋人の、奴……なんか企んでるとは、思ってたけど……」



ちっ……嵌められたか。

天王寺に俺の相手をさせ、他のメンバーでnobleを袋叩きって魂胆だろう。