総長さま、溺愛中につき。④〜最強男子の愛は永遠に〜

髪の毛も服の中に入れて、完全防備。なんだか怪しい人みたいだけど、姿は全くと言っていいほど見えないだろう。



「このまま寮に帰るぞ。出来るだけ俺の後ろ隠れてろ」



確かに、この姿なら大丈夫そうだ。

優しく頭を撫でてくれた後、手を握られた。

ドキッと、心臓が跳ね上がる。

こんな状況なのに、ドキドキと騒がしくなった。



「蓮さん……ありがとうございます」



私の手を繋いで歩き出した蓮さんに、お礼を言った。



「由姫が困ってる時は、いつでも駆けつける」



ふっと微笑みかけられ、心臓が大きく高鳴った。



「舜と滝はまだ仕事が残ってるから寮には戻って来ない。早く帰ろう」



あっ……そうだ。ふたりには特に見られちゃいけないんだった……。